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- 生活習慣病について
生活習慣病とは?lifestyle diseases
かつての成人病、今は生活習慣病と呼ばれます
昔は糖尿病、高血圧、脂質異常症などの病気は“成人病”と呼ばれていて、加齢にともない発症・進行する病気と考えられていました。
ただ、今ではこれらの病気の発症・進行に生活習慣が大きく関わっていることがわかったため、“生活習慣病”と呼ばれるようになりました。
医学的に生活習慣病は、“食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群”と定義されています。
生活習慣だけが要因ではありません
食事や運動などの生活習慣が発症に影響するのが生活習慣病ですが、要因は生活習慣だけでなく、遺伝的要因やストレスや有害物質などの外的要因も病気の発症に関わっていると考えられています。
遺伝的要因や外的要因、そして生活習慣要因と様々な要因が複雑に絡み合って起こるのが生活習慣病です。
遺伝的要因
- 遺伝子異常
- 加齢
など
外的要因
- ストレス
- 有害物質
- 事故
- 病原体
など
生活習慣要因
- 食生活の乱れ
- 運動不足
- 飲酒・喫煙
- 睡眠の問題
など
生活習慣要因は改善可能lifestyle diseases
遺伝的要因、外的要因、生活習慣要因のうち、生活習慣要因は改善可能な要因で、それにより生活習慣病を治療したり、予防したりできるようになります。
主に次のような生活習慣が、生活習慣病のリスクを高めるとされています。
食事
過食・カロリーの過剰摂取は、肥満・メタボリックシンドローム、脂質異常症、糖尿病のリスクを高めます。
運動
運動不足は肥満を招き、高血圧、脂質異常症、糖尿病の原因となります。
飲酒
過度な飲酒は肝臓にダメージを与えて、脂肪肝や高尿酸血症・痛風を引き起こすことがあります。
喫煙
喫煙により血流が悪くなると動脈硬化を進行させます。
ストレス
ストレスにより睡眠の質が低下すると、様々な生活習慣病の発症・進行を招く恐れがあります。
睡眠
睡眠と生活習慣病は深い関わりがあり、睡眠時無呼吸症候群などにより睡眠の質が悪くなると、血圧が高くなったり、血糖値の上昇を招いたりする場合があります。
生活習慣と病気の関連lifestyle diseases
糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、次のような生活習慣と深い関わりがあるとされています。
生活習慣 | 疾患 |
---|---|
食事 |
など |
運動 |
など |
飲酒 |
など |
喫煙 |
など |
健康診断で予防しましょう
ほとんどの生活習慣病は初期には自覚症状が現れません。
早期発見・予防するためには、定期的に健康診断を受けることが大切です。
健診では血液検査・尿検査などを実施して、お体で何か異常が起こっていないか確認します。
京都市西京区のどいクリニックでは各種健康診断を実施しておりますので、お気軽にご連絡ください。